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スピリチュアルデトックスとは

身体的なデトックスは、細胞の老廃物や経口/経皮摂取した物質の不要分などを体外へ排出すること。スピリチュアル的なデトックスは、不要な思い込みや感情を手放していくことです。肉体と霊性は表裏一体。身体的・精神的な症状が、実はスピリチュアルデトックスから来ていることもあります。一時的につらくても、デトックスをしていくことで、今より確実に生きやすくなっていきます。

 

目次




1. エナジーフィールドのアップデートに伴って促される価値観のリセット

2. 価値観のリセットがあって促されるエナジーフィールドのアップデート


身体的・精神的な症状(例)

症状とチャクラ

エナジーフィールドの着せ替え中は心身ともに揺らぎがちに

肉体がエナジー変化についていけないことも


闇の半年間に自分を見つめ直す

自分に本当に合うものだけを取り入れる

症状は薬で抑えすぎない

感情を溜め込まない

自分ひとりで対処しようとしすぎない

リセットの流れを自ら手放さない


デトックスかブロックか見極めて対処してもらう

デトックスを滞らせる要因を取り除いてもらう

層になっている思い込みにアプローチ


 

すべてはエナジーのデトックス


身体的デトックスとは、体内の細胞の老廃物や経口/経皮摂取した何らかの物質を排出することをいいます。不要なものを取り除くことで身体の負担を減らし、内臓や細胞が本来の働きを取り戻すことで健康になるという考えがベースにあります。

スピリチュアルでいうところのデトックスは、無意識に自分の中に取り込んだ価値観や物の見方・考え方を手放していくことです。今の自分に不要となった思い込みや感情を手放し、全体的なエナジーの流れを滞らせずに循環を良くしていくことで、本来の自分が持つ力を発揮しやすくなります

関連ブログ記事:『波動的エナジー代謝を高めよう


見方を変えれば、体内にある物質も、エナジーフィールドにある思い込みや感情も、すべてエナジー。不要なエナジーを手放していくプロセスという意味では同じ「エナジーのデトックス」なのですが、一般的には身体的デトックスにフォーカスされることが多いので、今回はあえて、スピリチュアル的デトックスとして見ていくことにしましょう。


スピリチュアルデトックスで本来の自分に近づいていく


自分の物の見方や考え方は、今世では主に、幼少期に刷り込まれた価値観がベースとなっています。このほかに魂に刻まれた価値観もあれば、過去世から、そしてファミリーカルマとして家系的に引き継いでいる価値観もあります。これらが自分の中の「○○すべき」という信念、「○○でなければならない」という固定観念、「○○だから△△」という思考癖を形成しています。

当たり前すぎて違和感がなかったはずの価値観も、成長し様々な経験をしていくなかで違和感を覚えてくるものがあります。なぜなら、それは本来の自分のものではないから。この刷り込まれた価値観や、それに関連した思考パターンを、ひとつずつ本来の自分に合ったものに置き換えていくときに起こるのがスピリチュアル的デトックスです。


刷り込まれた価値観では、断片的な現実しか捉えることができませんが、本来の自分の価値観に戻していくことでより全体的な捉え方ができるようになります。デトックスを繰り返していって、自分の全貌が見えてくるかもしれません。

関連ブログ記事:『現実はいつもニュートラル



エナジーフィールドのバージョンアップとの関係


スピリチュアルデトックスがうまくいくと、エナジーフィールドのバージョンアップが行われます。細胞が新しく生まれ変わるように、エナジーフィールドも進化していきます。何もかも古いままでは変化に対応していけないので、身体もエナジーも、新陳代謝を良くして今の自分にフィットしたものになることが大切なんですね。

この進化しつつある自分のエナジーフィールドに、今まで深層意識に持っていた思い込みが合わなくなり、表層意識に浮上して価値観のリセットが促されることもあれば、逆も然りです。日々の経験を通して気づきを得て、不要となった価値観をリセットすることができたからエナジーフィールドのバージョンアップが起こることもあるでしょう。


デトックスが起こるきっかけを、これら2つのパターンに分けてみましょう。



1. エナジーフィールドのアップデートに伴って促される価値観のリセット


エナジーフィールドのアップデートは、気づかないうちに無意識の領域で自然に起こります。アップデートは常に起きているとも言えますが、大きなバージョンアップが起こりやすい時期は、2月から4月の春先。ちょうど陰から陽へ、闇から光へと移行する時期です。肉体的には休息モードから活動モードへ、精神的には意識が内向きから外向きにと切り替わる時期です。

古代ケルトでは、5月1日から光の半年が始まるとしていました。


”11月1日から4月30日までの闇の半年は、魂が内なるエネルギーを温存するとき。

5月1日から10月31日までの光の半年は、温存した力を外に向かって発信するとき。”

出典:杉原梨江子著『古代ケルト 聖なる樹の教え

闇から光へ、内から外へと切り替わるにあたって、不要なものを放出し、エナジー的な脱皮が行われるとしたら。エナジーフィールドが今の自分によりフィットしたものになり、光の半年間は外に向かって軽快に活動していけるようになるのかもしれません。


3月、4月は植物が芽吹き、生命が躍動していく時期でもあります。桜も咲いて春の訪れを喜びたいのにプチ不調が続く・・・という人は意外と多いでしょう。夜明け前が最も暗いといわれるように、春先から光の半年が始まる5月1日までは、心身ともに揺らぎやすく心がつらい状態になる人もいます。


かといって5月1日までにすべて整うかというとそれは人によるので、春は全体的に調整期間と捉えておくといいのかもしれません。


2. 価値観のリセットがあって促されるエナジーフィールドのアップデート


二つ目は、価値観のリセットが先に起こって、結果的にエナジーフィールドのアップデートが行われるパターンです。

エナジーフィールドのアップデートが自然発生的に起こるとしたら、こちらは意識的に行われることが多い印象です。


自分で気づいて、というケースもありますが、ヒーリングやセラピーなどで、潜在意識にあった思い込みを表層意識に浮上させ、それを手放して本来の自分にフィットしたものに置き換えます。その後、エナジーフィールドのアップデートが行われます。


これには自覚症状がないこともありますが、自分にとって大きな部分を占める思い込みだったりすると、アップデート作業も大きなものになり、デトックス症状が強く出る場合もあります。



スピリチュアルデトックスに伴う症状


価値観を本来の自分のものにリセットするプロセスが続いている間、身体的・精神的な症状が起こります。


身体的・精神的な症状(例)


私がこれまで経験した症状には以下のようなものがありました。

  • まぶたの腫れ、目のかゆみ/痛み

  • くしゃみ、鼻水、痰

  • 皮膚炎、吹き出物

  • 口内炎、歯痛、歯茎の腫れ、のどの乾燥

  • リンパの腫れ、細菌感染

  • 頭痛、顔面神経痛、首や肩の痛み、関節痛

  • 胃腸の不調、吐き気

  • 香り、音、光など外の刺激に過敏になる

  • 強い眠気、夢見が悪い、眠りが浅い、睡眠中の力み、歯ぎしり

  • 目に見えない存在に過敏になる、サイキックアタック/フックを受けやすい

  • 自己疑念、行動に迷いが生じやすい

  • 気分にムラが出る、落ち着かない

症状の程度はその時々によりますが、短時間であっても、強い反応を経験したこともありました。それは「何かを得るためには何かを犠牲にしなくてはならない」という人類の集合意識と結びついている思い込みをヒーリングで外していただいたとき。数時間、吐き気が続きました。人間が当たり前のように共通して抱いている思い込みだったからかもしれません。


症状とチャクラ


リセット中の価値観のテーマと、症状が起きている身体の部位がどのチャクラに近いというのは密接に関係していると考えられます。


たとえば、対処すべき課題を自分であえて気づかないようにしている場合は、客観性を閉ざしているので、第6チャクラが司る目や鼻の辺りに症状が出やすいでしょう。


我慢をしなければならない、あるいは物事をコントロールしなければならないという支配にまつわる課題の場合は、第5チャクラが司る口の中に症状が出やすいこともあるでしょう。

チャクラについては、ブログ記事『7つのチャクラと健康の関係』をご覧ください。


エナジーフィールドの着せ替え中は心身ともに揺らぎがちに


外に対して自分を守る保護膜のような働きをするエナジーフィールドも、アップデート中はその色・形・弾力性がめまぐるしく変わり、心や身体もそれに振り回されている感を覚える人もいるでしょう。今の自分にどれがいちばんフィットするのか、宇宙が試しにとっかえひっかえエナジーフィールドを着せ替えしているような状態ですから、無理もありません。

その結果、気分が落ち着かなかったり、感情の浮き沈みが激しいと感じる方もいるでしょう。いつもより免疫が下がりやすく細菌感染しやすかったり、自律神経系がうまく働かなかったりと体調が不安定になりやすく、サイキックアタック/フックも受けやすくなります。


肉体がエナジー変化についていけないことも


エナジーフィールドのアップデートが完了すれば、デトックス症状も治まる・・・かというと、そうではないことも。エナジーフィールドが先にアップデート完了しても、肉体のアップデートが後からというケースはよく起こります。エナジーよりも物質のほうが重たいので当然かもしれません。


完了するまでの期間は千差万別。1,2週間の場合もあれば、サイキックアタック/フックを受けることが多い人は、アップデートプロセスが中断したり遅延が起こるので、2ヶ月以上かかることもあります。



デトックスをスムーズにするために自分でできること


エナジーフィールドのアップデートが無事に完了すれば、以前よりも波動は軽くなり、タイムラグはあるものの、やがて心も身体も軽くなっていきます。そのアップデート中のデトックス症状を少しでも軽くするためにできることはあります。


闇の半年間に自分を見つめ直す


11月1日から4月30日の闇の半年間は、意識が自然と自分の内側に向きやすい時期なので、その間に自分を見つめ直す機会を作るといいでしょう。

たとえば、光の半年に自分がやりたいことを闇の半年間に思い描いてみて、それを行動に移そうとすると躊躇させるような思い込みが自分の中にないか探ってみるというのもお勧めです。


ただし、気づいたら手放せるものと、そうではない根深いものもあります。気づいたのに手放せていない感じがする思い込みは、ヒーリングセッションでみてもらうといいでしょう。


日頃から不要な価値観をリセットできていると、春のデトックスもスムーズに行くかもしれません。


自分に本当に合うものだけを取り入れる


エナジーフィールドのアップデートに伴い、身体的にもエナジー的にも、合うもの合わないものが変わります。


食べもの、人間関係、場所。今まで全然違和感がなかったのに、あれ?と思い始めたら身体に摂り入れることをやめたり、その人や場所から離れたりすることも大事。情報も同じです。自分にインプットするものを厳選していきましょう。


症状は薬で抑えすぎない


プチ不調も続くとしんどいので、つい薬に頼ってしまいがち。でも単なる身体の症状と捉えてひたすら抑え込もうとしてしまうと、せっかく表層意識に上がってきた思い込みが再び深部に戻ってしまい、癒しのチャンスを逃したり、次回は軽い症状では済まないことも。


自分にとって不要な思い込みを、症状と共に外へ出すよう働きかけてくれるホメオパシーを活用してみましょう。母にレメディを勧めて摂ってもらったところ、デトックス症状も価値観のリセットも数週間ほどで済みました。


その他、ハーブやフラワーエッセンスなど、症状を抑えるのではなく、軽減したり外に出していくような作用がある自然療法を採り入れてみましょう。


感情を溜め込まない


溜め込んでいるものがあると、やはり排出作業が大変なものになります。ただでさえ、身体がしんどいのに感情の揺れ幅が大きいと、自分がどうにかなってしまったのかとさえ思えてくることも。満月や新月などの天体の影響がトリガーとなって、価値観や感情のリセットを促されることもあるので、日頃からその機会を活用していくのもいいでしょう。


自分ひとりで対処しようとしすぎない


助けを借りて、デトックスをサポートしてもらうことも必要です。

以前の私は、人に頼ることが苦手で、ひとりで抱え込みがちでした。でも、我慢しすぎたり、自分でどうこうしようとしすぎると、それが孤独感や自己嫌悪、自分の能力の過小評価にもつながります。我慢することでまた別の思い込みを作りあげてしまうこともあるので、デトックスがうまくいかないときにはすぐ助けを借りるほうがよいでしょう。


自分のことをすみずみまで客観視するのは至難の業。ヒーリングセッションを受けると、自分だけでは生きている間に到底把握することのできなかった深い部分の思い込みを見つけていただいたりして、とても貴重な機会と捉えることができるようにもなりました。


リセットの流れを自ら手放さない


せっかく価値観のリセットが起きているのに、その癒しの流れを自ら手放してしまうこともあります。よくあるのが自己疑念を抱いたり投げやりになってしまうこと。浮上してきた思い込みを無理矢理抑え込んだり、なかったことにしたりすると、癒すどころか再度闇の中へ深く隠れてしまうこともあります。



エナジーヒーリングを活用するメリット


潜在意識の領域が関わってくると、自分だけでというのはやはり難しいです。なぜなら、自分を観ようとするときにはどうしてもエゴが関わってくるから。100%客観的な視点でしか見えてこないものはあります。


デトックスかブロックか見極めて対処してもらう

起きている身体の症状が、デトックスなのかブロックなのかわかりにくいというのが厄介な点。デトックスであれば、価値観のリセット中なので自然の成り行きに任せればそのうち治まることが多いでしょう。


ところがブロックの場合は、思い込みがそこに表出していて気づきを待っている状態なので、長い間そのままにしておくとエナジーの流れは滞り、心身の不調につながっていきます。こればかりはヒーリングセッションで判断してもらい、取り除いてもらったほうが早期に軽快するでしょう。


身体の症状をヒーリングセッションで見てもらった結果、手放したほうがいい思い込みを発見することが多いので、ぜひ活用しましょう。


デトックスを滞らせる要因を取り除いてもらう


エナジーフィールドのアップデート中は、外に対して脆弱になっているときでもあり、サイキックアタック/フックを受けやすい状態です。これを受けているときはアップデートが滞り、デトックス症状がひどくなったり長引いたり、免疫が下がって心身ともに弱る、の悪循環だったりも。突然症状がひどくなったと感じたら、ヒーリングセッションで、デトックスを滞らせる要因を取り除いてもらいましょう。


層になっている思い込みにアプローチ


「思い込み」といっても、潜在意識の領域にあるので、本人は気づかないことがほとんどです。さらには、その思い込みが層になっていることもあります。


たとえば、自分で「苦労しなければお金を稼ぐことができない」という思い込みを持っていることに気づき、「私は楽にお金を稼ぐことができます」とアファメーションして置き換えしようとしたとします。ところが、もっと深い部分に「お金をたくさん持つことは悪だ」という価値観を持っていたとしたら、現実にはお金をたくさん持たないように自分で無意識に仕向けているということもあるでしょう。このように自分で気づけない部分にもアプローチできるのがヒーリングです。


スピリチュアルデトックスは魂が進化している証


今回は身体的なデトックスとあえて分けて、スピリチュアルデトックスとして切り取って見てみましたが、本来は肉体的なものも霊的なものも密接に関わっています。


たとえば重金属のひとつである水銀が、ネガティブな思い込みと似た周波数を持っているため、互いに引きつけ合うという考えもあります。重金属のデトックスをすることでずっと抱えていた思い込みを手放すきっかけとなることもあれば、思い込みを手放すことで体内に溜まっていた重金属が排出されやすくなることもあるでしょう。

関連ブログ記事:『重金属の排出を促して病気予防を


デトックス症状はつらいこともありますが、魂が進化している証でもあります。その癒しが完了したら、自分の持つエナジーフィールドが以前のものより快適なものになっているはず。

私たちは幾度となく転生を繰り返してきて、過去世から引き継いでいる価値観も今世で作りあげた思考癖もたくさんあります。


今世でそれをどこまで手放して、本来の自分に近づいていけるかわかりませんが、今できることをやっておくことで、もし来世があるならば、今より生きやすくなっているはずです。


魂の旅は続いていきます。今よりも軽く楽に。スピリチュアルデトックスを、自己探求のプロセスとして楽しんでいきましょう。



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