細胞の新陳代謝が高い人は、老廃物を体外へ排出しやすく、古い細胞から新しい細胞への生まれ変わりを促進することができます。一方、新陳代謝が低い人は、デトックス(毒素排出)がスムーズに行われず、古い細胞が溜まりやすくなって血行も悪くなり、脂肪がつきやすくなる体質に変わっていきます。物質的身体を取り巻くエナジー体の新陳代謝についても同じことが言えます。波動的エナジー代謝を高めることで巡りが良くなり、心も身体も健康に保つことができます。
エナジー代謝が高い状態にある人は「エナジーが軽い」「エナジー循環が良い」、低い状態にある人は「エナジーが重い」「エナジーの流れが滞っている」とも言えます。物質的身体であれエナジー体であれ、カラダに余分な毒素を溜めないということが心身の健康にはとても大切です。
波動的エナジー代謝を高めるメリット
波動的エナジーの新陳代謝が高いと、
不要なエナジーを削ぎ落とし、
本来の自分の願望に沿った出来事を引き寄せ、
自分を新たに進化させていく
ことができます。それぞれ詳しく見ていきましょう。
メリット1. 不要なエナジーを削ぎ落とすことができる
エナジー代謝が高いと、自分の内から発したもの、自分の外から受けたもの、にかかわらず、ネガティブなエナジーが自分から離れていきやすくなります。
たとえば、身体にとって有害な物質が食べた物に含まれていたとして、細胞の新陳代謝が高ければそれを身体から速やかに排出することができるといわれています。
同じように、あなたの身体を取り巻くエナジーフィールド(エナジー体)にネガティブなエナジーがついてしまった場合でも、エナジー代謝が高ければやがてそれは自然に外れていくことが多いでしょう。
反対に、エナジー代謝が低ければ、いったんエナジー体にくっついたネガティブなエナジーは長い間そこにとどまることになり、それを繰り返しているうちに結晶化することもあります。一度カラダについてしまうと取るのが難しい脂肪と同じですね。
メリット2. 本来の自分の願望に沿った出来事を引き寄せることができる
日頃から不要なエナジーを削ぎ落とすことができていれば、エナジー体は本来の自分のポジティブなエナジーでほぼ満たされているので、ブレることなく本心から望んでいる出来事を引き寄せやすくなります。
シンクロニシティ(意味のある偶然)が起こりやすくなるのもこの状態です。
一方、不要なエナジーがエナジー体に付着しさらに結晶化している場合は、それが心や身体に与える影響が大きくなっています。
本来の自分が望む状態からは遠ざかっていることによって不足感・不満感・自己否定感・無力感を覚えやすく、その状態から脱するために抱いた願望では、引き寄せの法則がうまく働きません。
また、エナジー循環に滞りがあることによって自然治癒力を発揮しにくく、心身の不調も現われてきます。
メリット3. 自分を新たに進化させていくことができる
新陳代謝が高いと、古いものが新しいものに生まれ変わりやすくなるといわれているように、エナジーの入れ替えがスムーズに行われ、意識・無意識かかわらず自己変容が起こりやすくなります。
新しい自分により合ったエナジーをどんどん取り込むことができ、環境の変化が起きても自分にとってベストな状態をうまく作り出せるようになります。
新陳代謝が低く、古いエナジーが滞りを作っている状態では、そのデトックスのために通常よりも大きな力が注がれてしまうため、新たに進化させるほどの余力はカラダには残されていないのです。
心が喜ぶことだけをするのがベスト
では、どうやってその波動的エナジー代謝を高めるのか。それは、自分の心が本当に欲することをすること。自分が好きなことや、やりたいと思ったことには、心地が良い・楽しい・嬉しい・ワクワク・ドキドキ、そんな感情が伴いますよね。
たとえそれが何か自分がやりたいことに向けて習得したい知識を得るための難しい勉強だったとしても、学ぶことが面白い、楽しいと感じるでしょう。そのあとには、充実感や爽快感が得られることも多いはず。
一方で、自分がイヤだなと思うことや、やりたくないことには、負の感情が伴います。気が進まないことをやらなければならないという義務感や、そんなことをやっている自分に嫌気が差したり、仕方がないからとやっていることに罪悪感を持ったりします。
周囲が望んでいることばかり優先させてしまう人も、嫌われたくない、自分勝手と思われたくない、機嫌を損ねたくないといった負の動機を伴うこともあるでしょう。すると、あなたのエナジー体はどんどん重くなり外部から同じようなネガティブなエナジーを引き付けやすくなり、同じような状況が繰り返されてしまうのです。
心の声を無視し続けるとエナジーが枯渇する
やりたいかやりたくないか、そんなの明確に切り分けていないからわからない、という方は、無意識に言われるがまま、誘われるがまま、行動することに慣れてしまっているかもしれません。そんなときは、「気乗りする」か「気乗りしない」かをその時々に自分に問いかけてみて判断基準にしましょう。あれこれ考えず、瞬間的に心で感じてみることがポイントです。
気乗りすることをやれば自分の魂の声に従っているので波動が軽く、気乗りしないことをやれば魂の声を無視していることになるので波動が重たくなります。「気が重い」と感じたらまさに、あなたのエナジーが重たくなっている証拠です。
お腹がいっぱいで本当はもう食べたくないのに、「残すのは悪い」「付き合いで」という理由でつい必要以上に食べてしまうことありますよね。そうやって摂取した不要な栄養分は、身体に滞りやすく新陳代謝も悪くなってしまいます。
自分のエナジーもそれと同じと考えてみましょう。本心ではやりたくないことをやる、行きたくない場所に行く、気が進まない相手と会うなど、気乗りしないことをやるということは、心の声がNGサインを出しているのにそれに抗い、無理して自分にその行為を強制することになります。
そして、それには膨大な労力が使われるので、心が望むことをしたときと比べて疲労感が半端ないです。疲労感が強いときや、疲れがなかなか取れないときは、心の声を無視した結果のことも多いでしょう。
心が欲することで日々を満たしていく
そうはいっても、仕事やパートナーや環境を変えるなんて大きな決断はできないから無理という方もいるでしょう。大それたことをいきなりやらなくても、日常の些細なことから意識して心の声に従っていくことを増やしていきましょう。そうすることで自分のエナジーが変わっていき、やがて大きな変更もさらっとできてしまう日がきます。
小さなことからちょっとずつ。今日は一日不本意だったという日があったなら、そこで終わらせずに心が欲することを我慢せずに思う存分やってみましょう。もちろん、何もやる気が起きなければ何もしないことも大事です。
そして、やりたいことをやったのなら罪悪感や自己嫌悪感を抱かないこと。たとえば、一日中ゲームをした、夜更かしをした、飲み過ぎて記憶が飛んだというとき。「自分がやりたいことをやりきった!」という満たされた感覚をぜひ味わいましょう。
ちなみに、エナジーが重たい状態が続いているようであれば、エナジーヒーリングで一度きれいにしてみましょう。こんなにすーっと軽くなるんだ♪と発見できるかもしれません。
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