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Herbs
薬草

ハンギングハーブ

 人間は古くから薬草を治療にもちいてきました。紀元前のギリシャ、中国、インドでも、薬草によって心身のバランスを回復させる方法が共通してとられてきました。現在は、料理に加えたり、乾燥させてお茶としていただくことが一般的ですが、その有効成分で症状を緩和・予防したりするだけではなく、自然の恵みを身体に取り込み自然との一体感を気軽に楽しめる方法としても世界中で用いられています。薬草の中には、身体の内のナーディ(エナジーの通り道)に作用するものもあれば、身体の外のエナジーバランスを整えるものもあり、わたしたちが想像する以上に心身への健康効果は高いものと考えられます。古代エジプトでは、エーテル体を調整するために、フランキンセンス、ミルラ、サージ、サンダルウッドを焚いたという記録も残っているそうです。

Spiritual Effect of Herbs
ハーブにはスピリチュアル作用があります

 ハーブには肉体の健康にとって有効成分が含まれていることは広く知られていますが、ハーブがもつ波動が人や動物の波動に良い効果をもたらすことはあまり知られていません。ハーブによっては軟膏にして塗ったり、お茶にするにしてもできるだけ薄めて飲む方がスピリチュアル効果が高くなるものもあり、肉体あるいはエナジー体のどちらに焦点を当てるかによって使い分けると良いでしょう。スピリチュアル作用とは、たとえば不要な感情を流しやすくなったり、気づきを得たり、性格やものの見方・考え方に変化が現われ、エナジーの変容が起こりやすくなります。気軽にできるエナジーのセルフケアとしてもお勧めです。

What Weakens Herbs' Properties?
ハーブの効能を弱める要因

 環境汚染物質やハーブを取り扱う人のネガティブな思念がハーブに移ってしまった場合、本来のスピリチュアル効果を発揮できなくなります。野生あるいは有機栽培のものがベストです。ご自身で栽培する場合は屋外で、ご自身の状態が良いときに接するように心がけるとハーブ本来の力を損なうことがないでしょう。

Activating the Spiritual Properties
スピリチュアル効果を活性化するには

 ハーブティーとして摂る場合は、ハーブがもつスピリチュアル効果を活性化するために必ず水を用いましょう。水はわたしたちの多次元のエナジーボディの間で行われる気(プラーナ)の交換を助けてくれるからです。フレッシュハーブやドライハーブは沸騰させたお湯に入れて抽出します。アルコールに漬けて作られたハーブエキストラクトなどの場合でも、少量の水を加えることでスピリチュアル効果を引き出すことができます。

 自然の波動の恩恵を最大限に受け取るには、サンティーと呼ばれる方法があります。ガラスのティーポットに水とハーブを入れて日が当たる場所に一日置きます。この方法では時間がかかりますが、こうすることにより日光のエナジーも取り入れることができ相乗効果を得ることができます。

 また、ハーブティーを飲んだ直後に同じハーブを焚くと、その香りが体内に火のエレメントを生じさせ洞察力を与えてくれます。

 どの波動療法にも言えることですが、その波動的作用を意識してハーブを摂取することで、緩やかですが効果をはっきりと認識できるようになります。お茶として、また料理に加えていただく場合でもハーブはその原型はとどめていませんが、そのハーブの本来の姿を思い浮かべながら摂るようにするとスピリチュアル作用を活性化することができます。

Which Parts of Herbs?
ハーブの部位

​ 薬草の根は、より身体的に作用し薬効効果が望めます。葉や茎の部分は、意識的に行われる日常の作業やコミュニケーションや対人関係などに、そして花はより高次のレベルに作用します。薬草のスピリチュアル的効能はその花に集約されていると言われていますが、花以外の部分にもその薬草の効能は貯蔵されており、花以外の部分の方が有効な場合もあります。たとえば朝鮮人参の花のスピリチュアル効果はフラワーエッセンスの形態でないと体内に取り入れることができず、朝鮮人参をハーブとして摂取する場合は人間と波動レベルが近い根の部分を使用するとよいとされています。

天然ハーブ

Herbs With Spiritual Properties
スピリチュアル効果のあるハーブたち

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Yerba Mate
イェルバ・マテ

 パラグアイやブラジル南部などを原産とする常緑喬木で、ビタミンやミネラルを豊富に含み、向精神作用があるため南米ではお茶として大変よく飲まれています。通常の濃さで飲むとカフェイン効果で冴えてしまいますが、ごく薄くして飲むと向精神作用よりもスピリチュアル作用が顕著になります。深いリラックス状態に入り、あらゆるものとの一体感を感じることができます。瞑想と合わせれば、深い内観やありのままの自分を理解することを助けてくれます。深い催眠状態に入ることもできるため、チャネリング、前世退行療法、リモートビューイングやサイコキネシス/サイコメトリーなどを行う方にはオススメです。薄めたマテ茶を一ヶ月飲んでも催眠状態に入れない場合は一度飲むのをやめてみると、催眠状態に深く入っていけるかもしれません。

 マテは、ハートチャクラを強化し、第2チャクラ(仙骨)と第3チャクラ(太陽神経叢)に溜まったエナジーを大きく解放してくれます。

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