五大元素とつながる―風の第4チャクラ

7つあるチャクラのうち、下位3つのチャクラと上位3つのチャクラを結ぶ要となる、重要な第4チャクラ。精神界と物質界、この異なるふたつの世界をつなぐのは心です。その心を運ぶのは風。人の精神を高みへと向かわせるのは、自分を含めたすべてのものに対して、いかに慈しみや愛を無条件に発揮できるかにかかっているのかもしれません。


五大元素と人の身体の成り立ち、五大元素とチャクラの関係については、『五大元素とつながる―地と第1チャクラ』をご参照ください。


第1チャクラは『地』:地球とつながり、物質界にしっかりとした基礎を築く

第2チャクラは『水』:生きている喜びを外との関わりのなかで見出し、エナジーを循環させる

第3チャクラは『火』:個性を発揮し、自分で自分の人生の舵を取る


第1~3チャクラまでは「物質界」、第5~7チャクラまでが「精神界」のエナジーを司り、真ん中にある第4チャクラがこのふたつをつなぎます。このチャクラが有効に活動して初めて内的調和が保たれるといってもいいでしょう。

 

目次


第4チャクラは『風』:自分を含めすべてに無条件の愛を与え受け取る

別名

場所

バランスが取れているときの色

テーマ

心理学的関係

生理学的関係

身体の関連部位・臓器・器官


第4チャクラ/風のエレメントが心身にもたらす性質

調和(安定)しているとき

不調和(過剰)なとき

不調和(不足)なとき

不調和なときに生じやすい症状・疾患


第4チャクラ/風のエレメントを調和させるには

第4チャクラのエナジーが過剰/風のエレメントに支配されているとき

第4チャクラのエナジーが不足/風のエレメントが欠如しているとき


愛すること、それは自由を与えること

 


第4チャクラは『風』:自分を含めすべてに無条件の愛を与え受け取る

別名

ハートチャクラ、心臓チャクラ


場所

心臓


バランスが取れているときの色

エメラルドグリーン


エナジーの質

内的調和、バランス、愛


テーマ

愛、慈しみ、共感、光と影の統合、調和、変化、変容、好奇心、向学心、順応性、自由さ


心理学的関係

愛と調和を自由に表現する能力


生理学的関係

胸腺ホルモン(生涯にわたる免疫抵抗力を左右するサイモシン、全身のリンパ球の活動をコントロールしているサイモポイエチン)


身体の関連部位・臓器・器官

心臓、循環器全体(気管支、肺、乳腺)、胸腺



第4チャクラ/風のエレメントが心身にもたらす性質


調和(安定)しているとき

柔軟、臨機応変、広い視野、白黒つけることなくすべてを包容することができる、心配事や困難があっても解決策を見つけることができる、何かがうまくいかなくてもほかのことを楽しむ余裕がある、望ましくない感情を発展的な感情に変えることができる、心が軽やか、自分以外のものを育てあげることができる、与え受け取るバランスが取れている


不調和(過剰)なとき

不安、心配性、心が浮つく、神経質、集中力に欠ける、飽きっぽい、自分勝手、現状に満足することができない、今の場所より他の場所がよく見え、新しい場所に移るとまたどこかに行きたくなる、足元にあるはずの喜びを感じることができない、ちょっとした出来事で不幸のどん底に落ちたように思う、確信が持てず決断が下せない、自分に自信がない、外からの影響であちらこちらへと引きずられる


不調和(不足)なとき

ひとつのことにとらわれやすい、怖れや心配事が頭から離れない、何かを変えることに大変な努力が必要、身動きが取れない、集中できない、胸騒ぎがする、イライラする、せっかち、余計な想念・疑問・不平・不満が湧きあがる、落ち込む、呼吸が浅い


不調和なときに生じやすい症状・疾患

高血圧、心臓疾患、冠動脈疾患、心筋梗塞、血栓を原因とする脳卒中、血行不良、喘息・肺気腫などの呼吸困難症、抑うつ、内分泌機能低下、胸腺腫、深刻な細菌・ウイルス感染症、胸腺による免疫調節の影響を間接的に受けている疾患(慢性関節リウマチ・狼そう・重症筋無力症・多発性硬化症・橋本甲状腺炎・副腎不全・原発性卵巣機能不全・小児糖尿病の一部などの自己免疫疾患)、エイズなど

バイブレーショナル・メディスン:いのちを癒すエネルギー医学の全体像』の著者リチャード・ガーバー医学博士によると、喘息を持つ子どもは過保護に育てられていることが多く、その偏った愛情によって子どもの自立心の発達が阻害され、心臓チャクラに異常をきたし、バランスを失ったエナジーが気道の痙攣と呼吸困難を引き起こすそうです。


愛は不足していても過剰であっても不調和となるんですね。



第4チャクラ/風のエレメントを調和させるには


第4チャクラのエナジーが過剰/風のエレメントに支配されているとき

  1. 心配性の人は、地と水のエレメントを増やす。 『五大元素とつながる―地の第1チャクラ>「第1チャクラ/地のエレメントを調和させるには」>「第1チャクラのエナジーが不足/地のエレメントが欠如しているとき」をご参照ください。 『五大元素とつながる―水の第2チャクラ』>「第2チャクラ/水のエレメントを調和させるには」>「第2チャクラのエナジーが不足/水のエレメントが欠如しているとき」をご参照ください。

  2. 仕事や人間関係、住む場所など、わけもなく変えたい衝動に駆られたら、現実を力強く生きている「地のエレメントが優勢な」友人や、感性豊かで創造性を発揮している「水のエレメントが優勢」な友人と過ごし、今ないものではなく今あるものに意識を向ける。

  3. 「ありがとう」を増やし、贈り物をするなど、「今ここ」で愛を表現する能力を発揮する。


第4チャクラのエナジーが不足/風のエレメントが欠如しているとき


  1. 新緑のなかで過ごし、その色が持つ内的調和とバランスのエナジーを取り入れる。

  2. 風を感じる場所に行き、余計な想念や心配事を運び去ってもらい、風が持つ自由さとすばやさを身体に取り入れる。

  3. 浅くなっている呼吸を深くするように意識する。第1チャクラのある会陰/尾骨の辺りから吸うようなイメージ。

  4. 何に対しても「ありがとう」と言ってみる。その感謝の波動は自分に戻ってくる。

  5. 自分を愛してくれる人たちを思い浮かべて、その愛情に意識を向ける。

  6. 本心から望んでいないことを自分に強いることをやめる。無理しない。頑張らない。自分の心の声を聴くことが難しくなっている方は『本来の自分に還る3つのステップ』をお読みください。

  7. 心から欲することで日々を満たしていき、自分に愛情をかける。 関連記事:『波動的エナジー代謝を高めよう

自分を含めたすべてに無条件に愛を与えるって難しい!と感じる方にオススメなのが、今目の前の相手や物事に対して感謝すること。


朝目覚めることができたときに「ありがとう」、お天気が良くて「ありがとう」、とりあえず、今ここ、この瞬間に感謝できるものに対して何でもいいので「ありがとう」を言っていくと愛を表現していることに気がつくと思います。


ハートチャクラは愛を表現する能力を発揮することでどんどん開いていくので愛のエナジーが枯渇することはありません。




愛すること、それは自由を与えること


心臓チャクラは、特定の人ではなく、全世界に向けるような愛が究極のテーマとなりますが、最も頻繁にハートチャクラにブロックを起こすのは、自分への愛情不足といわれています。

家族や社会から否定的な目を向けられがちな立場にある人は否定的な自己イメージによって、大切な人との別離や死別を経験した人は悲嘆、孤独、罪悪感、自責の念などによって、心臓チャクラのブロックを生じやすいといいます。


長く培われてきたもの、何らかの出来事をきっかけに抱くようになったものを今の自分目線で見つめてみて、手放せるものから手放していきましょう。心を軽くして、もっと自由に人生を謳歌することを自分に許すことが自分に愛を与えることでもあります。

関連記事:『幻の自分に気づく


チベッタン・ヒーリング―古代ボン教・五大元素の教え』テンジン・ワンギェル リンポチェ著によると、風のエレメントがなければ変容は起きないそうです。変容を迎え入れるかどうかは自分次第。


感情を揺さぶられる出来事があっても、植物が風に揺られて強く生長するように、その揺らぎを自分の成長の糧にすることができます。日々、しっかりと大地に根を張り水分を吸収しながら太陽のぬくもりを感じていたら、多少風が強くて倒されても折れることはありません。再び起き上がったときには、より力強さを増して伸びあがることができるのです。