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脾臓が本来の自分へと導く

脾臓は、左上腹部、胃の後ろ側にあり、体内で最大のリンパ器官といわれるほど免疫機能に深く関わる臓器。普段あまり気にかけることのないこの脾臓、実は心身の調和に大きく関わっています。ときどき労ってあげると様々な不調が解消するかもしれません。

脾臓の主な働き


血液の若さを維持

脾臓は、古くなって酸素を運べなくなった赤血球を壊してくれます。その数、1日に約2000億個。壊す際に中から鉄分を取り出し、骨髄に送ってリサイクル。そこで新たな赤血球が睡眠中に作られます。体中の細胞に酸素を巡らせるためにとても重要な役割を担っています。


感染に対する防御

全身のリンパ球の1/4が脾臓に集まっているといわれ、体の中に入ってきた細菌やウイルスを処理するための抗体を作ってくれます。脾臓の機能が低下すると、カンジダや細菌、ウイルスの異常増殖が体内で起きやすくなります。


新しい血液を貯蔵

身体の全血小板の1/3を貯蔵し、運動時など必要なときに血液中に送り出してくれます。脾臓が腫れて大きくなってしまうと、溜め込みすぎて貧血が起きやすくなります。


出典:からだのしくみ「ひ臓」中外製薬ウェブサイト


東洋医学における脾臓


東洋医学の二大柱を構成する陰陽説と五行説から脾臓を見てみましょう。

脾臓の性質


脾臓はの性質で、木・火・土・金・水のうち、胃とともに体力と活力を供給する「」にあたります。飲食物から得た栄養物質を人体に必要な(き)・(けつ)・津液(しんえき)に変容させ、運搬します。また、脾臓は後天の精といわれ、両親から受け継いだ有限の「先天の精」を無限に補う役割を担います。土が良ければ植物がよく育つように、脾が正常に機能していれば、年齢を重ねても心身ともにいつまでも若々しく健康でいられるといわれています。


脾臓は、五志(根源的な感情)では物思いに関わる「」に、五神(精神)では思考・集中・学習・記憶といった概念や情報の吸収と分析に関わる「」に当たります。また、感情表現として「共感」を現わします。自分と他人との間に明確な境界線を引かず、他者とひとつであるという一体感があります。


脾臓が弱まる原因と身体的症状


外界の湿気から最も影響を受けやすい臓器で、冷たいもの、生もの、水分、発酵食品の過剰摂取、無理なダイエット、過食などは脾臓の機能低下につながります。また、「思」を司るため、何か気掛かりなことがあったり、不安などから思い悩むことが続くと脾が弱まります。身体に脾臓の調子が現れるところは口唇。唇の荒れ、口角炎、歯茎の腫れなどがサインです。また、風邪でもないのに水分代謝異常の病理産物といわれる痰や痰が絡む咳が出たり、むくみや身体の重だるさなどがあれば脾臓の機能が低下しているかもしれません。

気(き)の不足の症状

疲れやすい、息切れ、話すのが億劫、無気力、集中力に欠ける、考えがまとまらない、意味を咀嚼できない、考えすぎ、食欲不振/異常亢進、味覚異常、口内炎、消化力の低下(食欲不振、食後の腹部膨満感や眠気、消化不良、しゃっくり、鼓腸)


血(けつ)の不足の症状

かすみ目、動悸、不眠、痔、出血傾向(鼻血、歯茎からの出血、打撲など心当たりのない皮下出血、血便、血尿、不正出血)


津液(しんえき)の不足の症状

痰、口が乾く、空咳、痰が絡む咳、肌の乾燥、皮膚のハリ・ツヤがなくなる、筋肉の衰え、寝汗、上腹部と下腹部の膨満感、頭部・四肢の重だるさ、全身の倦怠感、太りやすい、肥満、リンパの滞留、むくみ、下痢、軟便


出典:五臓【脾の特徴】泰生堂薬局ウェブサイト

   スピリットとアロマテラピー ガブリエル・モージェイ著


波動的に見る脾臓


東洋医学的には、脾臓の「土」の本質は滋養を与えること。そのため、世話、援助、思いやり、献身や共同体の問題と関わると言われています。自分以外の「他者」とつながることですべてはひとつ(ワンネス)であるということを思い出させてくれます。


チャクラでいうと、第2チャクラ。このイラストでオレンジ色に表示されているところです。人とのつながり、生産と創造に向かう欲求と能力を司ります。古来、このチャクラはエナジー体の隅々にプラーナ(気)と生命エナジーを供給する輸送路だと考えられてきました。

波動の法則」の足立育朗氏によると、宇宙から調和のとれたエナジーが直接入ってくるのが脾臓、虫垂、盲腸で、メインは脾臓であり、ここからエナジーが色々な臓器に送られるといいます。「食べている食物だけでこれだけ精巧な人間が機能するのは不可能」と言われると、確かに!と頷けます。それなら尚のこと、脾臓の正常な機能を保つことは波動的に見ても大変重要な意味を持つことになります。


宇宙からエナジーを受け取って本来の自分の中心軸を定めることをセンタリングと言いますが(地球からエナジーを受け取ることはグラウンディング)、この説でいくとセンタリングの鍵を握るのは脾臓なんですね。脾臓が健康であれば、本来の自分とつながりやすく、また、ぶれにくくなるのかもしれません。結果として、脾臓の状態が全体のオーラにも現れそうです。


脾臓の調和/不調和の心理的兆候


脾臓が調和しているときは、思慮深く、いい意味で自他の境界線がなく、他者を支援することができます。不調和のときは、健全な境界線がないため自分軸がぶれやすく、曖昧さや混乱が生じます。人によっては逆に、共感を欲する気持ちや、思いやりと守護を激しく求めることも。脾の気が過剰になった場合は、子供に対して過保護になったり、他者のことを終始気に掛けることも。

脾の気を豊かに持つ人は、思いやりにあふれ、誠実で、保護する気持ちが強く、共感力が高いと言われていますが、誰かのことを絶えず心配し気配りを見せる人で、知らず知らずのうちに自らの欲求を無視し、自分自身が助けを必要としている事実を認めることさえも困難な人や、共感力を無意識に使い続けてしまうエンパスやHSP(Highly Sensitive Person)の気質の人は脾臓が疲れやすく、脾のエナジーが枯渇しやすい傾向にあるかもしれません。



脾臓を調和に導く波動療法 - アロマテラピー


安息香(ベンゾイン)、カルダモン、フェンネル

主に身体的症状に。無気力や手足の冷え、倦怠感や食欲不振、腹部膨満、消化不良、しゃっくり、鼓腸、軟便を生じるときに。飲食物を気血に変容させる脾気を強くしてくれます。

  • 安息香(ベンゾイン):抗カタル・抗感染作用も。考えすぎや心配性。情緒的に満たされたい思いが否定されてきたと感じる人にも。自己と他者、どちらかではなく両方を養い、支持することができるように促してくれます。

  • カルダモン:脾臓と同じく「意」を宿し、頭部に気を上昇させる脾の力を支えてくれます。集中力が低下したり考えすぎたり、思考能力が鈍いときには精神の集中を助け、不安に駆られたり緊張しているときにはリラックスさせます。

  • フェンネル:考えすぎと分析しすぎる傾向の人。自己表現を不得手とし、表現されない思いや感情は意識下に押しやられ、腸内に蓄積されガスとなる人に。自信を持って口で自己表現をできるよう創造欲を解放し、生産性の突破口を見つける手伝いをします。

レモン、マージョラム、ベティバー

主に精神的な行き詰まりを解消。

  • レモン:血(けつ)を動かす作用があり、血行を改善し、血管を丈夫にします。「意」の働きを明瞭にさせ、心配事や障害物に打ちのめされた心を救い、混乱と自己不信を一掃。他人の影響下で自己を見失う恐れを和らげます。

  • マージョラム:悩み・考えすぎ、自分は独りぼっちで助けてくれる人もいないと考えやすく、愛情と思いやりの両方を簡単に諦めてしまう人に。内面を滋養する能力を高め、再び他者に与える力を回復させます。

  • ベティバー:自己否定の傾向から救ってくれます。自らを懸命に駆り立て、食事や休息には時間をかけずに頑張る。傍目では有能に見えても、本人は自己の価値の感覚を失いがち。精神の消耗や、肉体を実感できず、欲求に気づかないときに、自分とのつながりを取り戻させます。

出典:スピリットとアロマテラピー ガブリエル・モージェイ著



脾臓を調和に導く波動療法 - ホメオパシー

サポートHiz

脾臓に効くホメオパシーのレメディ。脾臓の不調に効果があるというCeanothus Americanus (ニュージャージーティー)を含みます。気になったときに一粒舌の下に入れて溶かすだけ。脾臓の解毒を助け、正常な機能をサポートしてくれます。


肝臓・腎臓・脾臓のレメディ「かんじん秘蔵セット」もあります。

レメディの詳しい摂り方については、こちら

クエカス (Quercus) オークの樹。

脾臓に効くマザーチンクチャー。腸や肝臓の問題にも。マザーチンクチャーはホメオパシー版ハーブ療法です。

こんな症状に:

  • 出血しやすい、あざになりやすい

  • 慢性の貧血

  • 倦怠感、めまい、冷え、集中力の低下

  • 食物アレルギー

  • 食欲不振

  • カンジダ、細菌の異常増殖

  • 腹部の臓器脱

  • 粘液の鬱滞。水分、リンパ、脳脊髄液の鬱滞。むくみ。水頭症。

出典:ハーブ・マザーチンクチャー 由井寅子著

<摂り方>

摂る前にボトルの底を手のひらの上でトントンと振動させます。500mlのお水が入った水筒に入れてチンクチャーを10~20滴垂らし、振ってから飲みます。少しずつ、1日かけて。


私は脾臓の機能が低下している症状が明らかに出ていたので、こちらを試してみたのですが、少し飲んでみただけなのに途端に眠くなりました。それだけ効果が早いということなので、運転などはお気をつけください。


脾臓を調和に導く波動療法 - 天然石とジェムエリクサー


アレキサンドライト

変色性で、太陽光の下では青緑色、白熱灯や蝋燭の下では赤紫色に変化します。

Image from Britannica

脾臓の機能不全のほか、自尊心が低く自分軸が定まらない、ぶれやすいときにセンタリングを助けてくれます。陰陽の陽の気を増幅し、第2チャクラを活性化。

斜方晶系の石なので、人間の意志の中枢と考えられている第5チャクラ(咽喉)とも共鳴します。 ※第2チャクラは第5チャクラとつながっているという説があるので納得です。


たとえば、共感しすぎて疲弊し自己否定感を感じるとき。ありのままのあなたで在るだけでいいことを教えてくれ、自分軸を取り戻し、また人とつながろう、自分を表現しようという意志を持つことができるようにサポートしてくれるかもしれません。



脾臓をケアしてもっと自分とつながる

脾臓の機能は、西洋医学、東洋医学、波動医学、どの分野から見ても重要であることに間違いなさそうです。もちろん、だからといって脾臓だけ健康であれば万事OKとはなりません。全体の調和が大切です。でも、普段意識することのない脾臓をケアしてあげることで心も身体も喜んでくれるのなら、時々は状態をチェックしてみる価値がありますね。


脾臓の状態が気になる方は、セッションでもヒーリングを承っております♪



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