五大元素のその先へ―光の第6チャクラ

第1~第5チャクラまで、それぞれ5つのエレメント(地・水・火・風・空)の性質を絡めてご紹介してきましたが、それぞれがバラバラに存在しているわけではなく相互に関係し合って私たちを構成しています。この五大元素が統合されたものが第6チャクラの「光」でもあり、五大元素は「光」から生まれたとも言えます。この光の正体とは。


五大元素と人の身体の成り立ち、五大元素とチャクラの関係については、『五大元素とつながる―地の第1チャクラ』をご参照ください。


第1チャクラは『地』:地球とつながり、物質界にしっかりとした基礎を築く

第2チャクラは『水』:生きている喜びを外との関わりのなかで見出し、エナジーを循環させる

第3チャクラは『火』:個性を発揮し、自分で自分の人生の舵を取る

第4チャクラは『風』:自分を含めすべてに無条件の愛を与え受け取る

第5チャクラは『空』:抑圧を解き、真の自分を表現する


第6チャクラは「光」、サイキックなエナジーセンターともいわれています。光とは、目を閉じていてもみえる光、覚醒です。第5チャクラの「空」で私たちの本性が意識であることに気づき、その意識をはっきりと働かせるために必要な光となります。

 

目次


第6チャクラは『光』:内なる意識によって外界は変わることに気づく

別名

場所

バランスが取れているときの色

テーマ

心理学的関係

生理学的関係

身体の関連部位・臓器・器官


第6チャクラが心身にもたらす性質

調和(安定)しているとき

不調和(過剰)なとき

不調和(不足)なとき

不調和なときに生じやすい症状・疾患


第6チャクラを調和させるには

第6チャクラのエナジーが過剰なとき

第6チャクラのエナジーが不足しているとき


無限に拡大していく内なる宇宙

 


第6チャクラは『光』:内なる意識によって外界は変わることに気づく

別名

サードアイチャクラ、第三の目チャクラ


場所

眉間、額の奧


バランスが取れているときの色

藍、インディゴ


エナジーの質

霊的視覚、直観、内的視野


テーマ

優れた理解と洞察力、インスピレーション、直観の鋭さ、意識の覚醒、魂の叡智、透視能力(クレアヴォイヤンス)、遠隔視(リモートビューイング)


心理学的関係

自分の外側や内側で起こる事象の本質を見抜くことができる能力


生理学的関係

自立神経節、視床下部、下垂体


身体の関連部位・臓器・器官

松果体、下垂体、脊髄、目、耳、鼻、副鼻腔


バイブレーショナル・メディスン:いのちを癒すエネルギー医学の全体像』の著者リチャード・ガーバー医学博士によると、「第三の目チャクラの障害が原因でおこる疾患は、魂の発達に重要でありながら当人の意識が意図的にみつめようとしない問題に関連して発生する傾向がある」そうです。


確かに、眼疾患は改善すべき課題を本人が見て見ぬ振りをしていたり、一時的な聴覚障害に関しては批判的な意見が聞こえてこないようにしていたりと、善いか悪いかは別として、何かを避けることによって自分を守っているというケースもヒーリングで見てきました。物事の本質を見るチャクラなので、意図的にそれを避けることでブロックが生じやすくなると捉えるとわかりやすいですね。



第6チャクラが心身にもたらす性質

調和(安定)しているとき

直観力を養い信頼することができる、超感覚を磨き生活に役立たせることができる、インスピレーションが降ってきやすい、思い描く力・イメージする力・見通す力に長けている、スピリットガイド(守護的存在)とつながることができる、明晰夢や過去世の記憶を呼び起こすことができ課題を認識できる


不調和(過剰)なとき

夢想にふけり上の空になる、地に足の着いた生活ができない


不調和(不足)なとき

自分の勘(ひらめき)を信頼することができない、知覚が鈍い、思い付いたアイデアを価値がないと思い却下しがち、理屈と合理性に偏重する、目に見えないスピリチュアルなものや理屈で説明できないものは無意味で馬鹿げていると一蹴する、怖れる


不調和なときに生じやすい症状・疾患

白内障などの眼疾患、聴覚障害、嗅覚障害、副鼻腔の障害、内分泌異常


サードアイチャクラは肉体的な視覚だけではなく、 ・物事の本質を見抜く洞察力や先見といった直観的な視覚

・空想、イメージ、展望、構想などの創造的な視覚 ・透視・遠隔視などのサイキックな視覚 といったあらゆる形のヴィジョンを司ります。


チベットの教えでは、ヴィジョンは「体験」を意味し、聞く、嗅ぐ、味わう、触る体験も、心のなかに生じたこと、想像したことも含まれるといいます。それは、すべてが意識の光のなかで生じるものだから、という理由です。

視点という意味では、 地球を生きている肉体を持つ自分の視点、 その自分を俯瞰して見ているエナジー体の自分の視点、 の両方が大切になります。


宇宙の羅針盤<上>ー22を超えてゆけ 3ー』の著者辻麻里子氏によると、自分を内側から見る視点と外側から見る視点、そして自分は個であり全体、全体であり個という双方向の視点を確立して包括的な視点を持てば意識を変換させることができ、内なる宇宙(ミクロコスモス)とつながることによって、外の宇宙(マクロコスモス)とつながることができる、といいます。360度の球体の視点で自分を見ることができれば多次元的な意識に到達できるそうです。



第6チャクラを調和させるには

第6チャクラのエナジーが過剰なとき

  1. 右脳偏重の傾向があるため、左脳を使うことをして知性を養い、左脳と右脳のバランスを保つ。たとえば、心で感じたことやイメージしたことを言語化するなど。


第6チャクラのエナジーが不足しているとき

  1. 左脳偏重の傾向があるため、右脳を使うことをして感性を養い、左脳と右脳のバランスを保つ。心で感じたことやイメージしたことを、分析したり考えすぎたりせずにそのまま受け取る。マインドが入らなくなるとスペースができ、そこに情報が入ってくる余地ができて、インスピレーションとして受け取ることができるようになる。

  2. 五大元素のエレメントのポジティブな質を自分の内に取り込んだあと、それを光として自分の外に放つ。

①お風呂に入っているとき、お湯のぬくもりを身体の内部に取り込む。 ②息を吸い込み、そのあたたかさが内部に浸透していく様をイメージする。 ③そのお湯の心地よさが周りのスペースに広がり、あらゆる場所や生きものにまで浸透していくままに任せる。

自分の内の地・水・火・風・空を、自分の外の地・水・火・風・空につなぎ、内と外の区別をなくしていくと、外に向かうことは内に向かうことであることを知っていきます。

出典:『チベッタン・ヒーリング―古代ボン教・五大元素の教え』 テンジン・ワンギェル リンポチェ著



無限に拡大していく内なる宇宙


第三の目は、目を閉じていてもみえる光を捉えます。自分を含め、あらゆるものはエナジーであり、意識体である、と認識していくのもここです。第6チャクラが開くと、自分の感情やあらゆる事象すべてが、空(スペース)に立ちあらわれ、そこに存在し、またそこへ消えていく光の戯れであることに気がつく、覚醒した意識状態となるかもしれません。そうすると、怖れや不安の対象など、実体と思い込んでいたものが希薄になって外側の体験は重要なことではなくなり、抱えている問題も執着するほどのものではなくなるといいます。

チベッタン・ヒーリング―古代ボン教・五大元素の教え』テンジン・ワンギェル リンポチェ氏によると、チベットの伝統では「内なる意識の状態によって映り込む世界は変わる」と考えられていて、「外のあらわれは、実際は意識のなかに生起している現象なのだということを忘れてはならない」といいます。


これをわかりやすく示すために、貝殻で作った空洞の人形をシンボルとして使います。目、耳、口、鼻の穴を開け、なかに火を灯したロウソクを立てます。その光は人形の内側全体に広がり、外側をも照らし出します。


内の光と外の光、異なったあらわれ方をしても、その源は同じひとつの光。意識の光。


光そのものは、内と外、主体と客体の二つには区分できない。

これであってあれではないという相対性もない。

境界もなければ区別もなく、内もなければ外もない。


そうはいっても私たちは二元の世界に生きています。ポジティブとネガティブ、有益と有害、実際の生活にはそういったものが存在しているので、日々生活しているとどうしても二元論に引っ張られがちになります。この世界で生きながらも覚醒していくということは、自分が本来の純粋な一元の光とつながっていることを思い出すようにしていくことなのかもしれません。