あなたは、外側から影響を受けやすいほうですか?エナジー的に見ると、実際に影響を受けやすいかどうかは、その人のエナジーフィールドの状態に大きく左右されます。エナジーフィールドを修復していけば、やがては「無影響」にもなっていける。無敵の「無影響」へとシフトしていくための道しるべを、ここに。
目次
「無影響」の創りかた
エナジーフィールドに穴や裂け目があるときの6つの兆候
エンパスやHSP(Highly Sensitive Person)など、感受性が強く外部のエナジーを拾いやすい人、五感が過敏に反応する人は、自分は影響を受けやすいと見なし、過度な刺激を感じさせるような人、状況・環境を避けているでしょう。
参考記事:『あなたも思い当たる?!超エンパスの22の特徴』
あるいは、影響を受けやすいかどうかはさておき、細菌・ウイルス、カビ、病原菌、電磁波、化学物質、発がん性物質、重金属、放射能、合成添加物、アレルゲンなど、自分にとって「有害」であると認識しているものをできるだけ排除しながら生活している人もいるでしょう。
実際に影響を受けやすいかどうか、また、影響を受ける怖れを抱いているかどうかはその対象によって様々かと思いますが、エナジー的に観ると浮かび上がってくる傾向があります。
この記事では、エナジー的に見た「影響を受けやすい」状態とその原因、そして解決法をご紹介します。生まれ持ったレジリエンスを発揮し、無敵の「無影響」へとシフトしていった先にあるのは、すべてと一体となった至福のワンネスかもしれません。
I. 「影響を受けやすい」状態とその原因
1.「影響を受けやすい」状態とは
まず、自覚しているかどうかは別として、人は、潜在意識において「影響を受ける」と信じているものには、影響を受けます。自分に害をもたらすのではないかという怖れが強ければ強いほど、その影響度合いは大きくなる傾向があります。
影響を受けること自体が必ずしも「悪い」わけではありません。しかし、自分に影響を及ぼす可能性のある対象に過度に接しているわけでもないのに、そこから影響を受ける度合いが実際に高い場合、あるいは「影響を受ける」可能性を必要以上に怖れている場合、何が起きているかというと・・・
その人のエナジーフィールドに穴や裂け目があることが多いです。
「影響を受けやすい」のも、それに対する怖れも、本人の気のせいではなく、本当にその状態になっているということなのです。
2.不完全なエナジーフィールド
エナジーフィールドとは、物質的な身体を包み込み、生体活動を維持するためにエナジーを吸収・交流・放出している電磁場のことです。気の場、オーラの場とも呼ばれます。
万物にはすべて、このエナジーフィールドがあり、外的刺激から身を守っています。
参考記事:『エナジーフィールドについて知ろう』
このエナジーフィールドは、完全な状態にあるときは弾力性があります。しなやかに跳ね返すレジリエンスによって、自浄能力、自然治癒力、回復力も最大限発揮されます。「有害」とされる物質やエナジーと接したとしても、中和・浄化・解毒する機能が万物には備わっている。その機能が正常に働いているとき、私たちは健康でいられ、またたとえ影響を受けたとしても無害化してリリースできるという安心感や信頼感があるので、むやみに怖れを抱くことはありません。
本来自分を保護してくれる膜のようなこのエナジーフィールドに穴や裂け目があるとき、私たちは外側のエナジーに対して無防備な状態となっていて、影響を受けやすくなります。
心理的・身体的には、次のような兆候が見られるかもしれません。
エナジーフィールドに穴や裂け目があるときの6つの兆候
① 自己不信や怒り・怖れ・不安といった強い感情を抱きやすい
本人は、この無防備な状態を心の奥底で認識しています。それが「自分は脆弱である」という感覚を生み、漠然と何かをいつも怖れている状態に陥りやすくなります。そして怖れがあるが故に、自分を何かから過剰に防御しようとする傾向や外側からの刺激に対して過剰に反応したり、感情的になったりする傾向がみられることもあります。
② 周囲のエナジーに圧倒されやすい
エナジーフィールドに穴や裂け目があると、サイキックアタック/フックを受けやすい状態、つまり他者のエナジーを自分の中に取り込みやすくなります。他者の否定的な感情を拾ってしまったり、自分の気を人に取られているような感覚があったり、知らず知らずのうちに他者の感情や問題を自分のなかに取り込んでいたりすることもあるでしょう。
参考記事:『サイキックアタック/フックの正体』
③ 閉鎖的、あるいは開放的すぎる
内向的で、内側に感情を溜め込みやすい場合、落ち込みやすかったり何かをする意欲がなかったりするでしょう。あるいは外向的で、自分のものではないエナジーを自ら自分の中に招き入れることもあります。自分にとって必要な誰かに対して過剰な愛着を抱き、共依存的関係を築いていることもあります。エナジーフィールドの穴や裂け目を誰かから、あるいはその人から与えてもらえるであろうと思っているもので埋めようとするあまり、必要以上に気に入られようとする行動も見られるかもしれません。実際に自分が誰かにサイキックアタック/フックを送っていることもあるでしょう。自分自身を、だまされやすく裏切られることが多いと認識していることもあるでしょう。
④ 体力・気力が枯渇しやすく、疲れやすい
自分自身のエナジーも、エナジーフィールドの穴や裂け目から漏れ出しやすいため、エナジーの枯渇感を感じやすかったり、慢性疲労や免疫低下による感染症、うつ症状に悩まされることもあるかもしれません。ただし、誰かにサイキックフックを行っていて、その人からエナジーを補充している場合は、元気なこともあります。
⑤ 空(くう)が苦手で、何かに依存しがち
孤独感、疎外感、罪悪感、枯渇感を感じやすく、その空虚感を誰かや何かで埋めようとして過剰摂取や依存になる傾向があります(薬物、刺激物、甘いもの、タバコ、アルコール、ゲーム、ギャンブル、運動、セックス、予定を詰め込む、部屋を物で満たす、等)。
⑥ 心の奥底で誰かや何かを赦せない気持ちがある
無力感から、自分が本来持つ力や人生の責任を放棄しがちになります。そして、知らず知らずのうちに自分の人生の主導権を他者に委ねていることもあります。自分で自分の人生の責任を取ろうという自覚がないとき、「悪いこと」はすべて自分の外側にあると捉えがちになります。
これらのような状態では、不足感を埋めようとするだけで精一杯の状態ですので、本来の自分に備わっている自浄作用を働かせることは難しくなります。
3.癒しが必要な心の傷
ではなぜ、エナジーフィールドにそのような欠陥があるのか。
穴や裂け目は、未解決の、抑圧した感情が蓄積することによってできます。
多くの場合、その人が覚えているかどうかに関わらず、心の傷やトラウマを抱えています。
自己批判的・自己破壊的な言動や習慣、物質の過剰摂取や依存症、同じ箇所に繰り返し起きる怪我などによっても、エナジーフィールドに穴や裂け目が作られることがありますが、それが一時的なものではなく修復されずに残るとき、その原因を辿るとやはり、癒されてこなかった傷が見つかることが多いのです。
その傷を一生抱えて生きていく、という人もいるかもしれません。でもそれは、その傷と一体化して「被害者である自分」を自分のアイデンティティとしてしまい、自己憐憫に陥っているに過ぎないのです。生きていれば誰にでも傷ついた経験はあります。でも本来は、たとえ傷ついたとしても、その都度癒していけるものなのです。自分が自分を癒そうと、心から決めさえすれば。
II. 「影響を受けやすい」を解決する方法
エナジーフィールドに穴や裂け目を作る原因となった心の傷。それを癒してしまえば、何かから影響を受け続けることへの怖れや引き起こされる症状からも解放され、何より自浄作用が働くので、どんどん健康的になっていけます。
解決方法としては、エナジーヒーリングを受けてエナジーフィールドを修復することをオススメしますが、受ける受けないに限らず、自分の意識を変えることも必要となります。
1. エナジーフィールドの修復と潜在意識の書き換え
animiscentが行うエナジーヒーリングでは、次のようなアプローチを取ります。
① エナジーフィールドの修復
心の奥底にある傷を見つけてそれを癒し、蓄積した感情を解放するためのヒーリングをして、エナジーフィールドの穴や裂け目をふさぎ、本来のあなたにとって完璧なエナジーフィールドにします。
② 潜在意識にある信念・価値観の書き換え
もし「私は○○から影響を受けます」という信念を抱いているとしたら、それを無影響化していくというヒーリングをします。影響を受けることによって自分がそこに何かしらの価値を感じていることも多いので、そこも置き換えていきます。
③ 浮遊記憶・残渣エナジーの浄化
何かから影響を大きく受けてきた自覚がある人は、影響を受けることによるつらさを覚えているので「また影響を受けるのではないか」という怖れを抱き、どうしても過剰に反応してしまいがちになります。自分を守るために「敵」とみなしてきたものは、あなたの細胞すべてが記憶しています。そこをリセットすることによって、過敏に反応する必要性がないことを知らせます。また、自分のエナジーフィールドに残っている、その対象に対する怖れの破片のようなものをすべて取り除いてきれいにすることで、怖れを抱いていたことすら忘れていくことができます。
2. 自分の意識を変える
もちろん、顕在意識からも変えられることはあります。「影響を受けない」状態へとシフトしていくために、意識しておきたいポイントが3つあります。
① 自分の傷を癒す勇気を持つ
自分が傷を持っていることを認識しているかいないかでは、スタート地点が大きく異なります。自分には心の傷なんてない、トラウマには無縁の平凡な幼少時代だったという人にも、必ず傷はあります。あえて、そこを避けて見ないようにしてきているだけ。傷を見ることへの怖れを抱きながらも「自分を癒そう」と心から決める。そうして初めて、自分のどこに癒しが必要だったか気づくことができたり、繰り返してきた望ましくないパターンを終わらせたいという欲求が出てきたりします。
② 自分に貼ったラベルをはがす
大人になると特に、現状を維持しようとする意識が働きます。自分はこういう人間だと随分前に決めつけてきたことがあったなら、それを剥がし、いまこの瞬間から自分が変わっていく許可を自分に与えましょう。エナジーは思考のあとを追います。自分は過敏で影響を受けやすく弱い人間だと思い込んでいたら、永遠とその現実が創られ続けます。古いエナジーをまとった自分という中に留まろうとしないことはとても大切です。変わるのか留まるのか、それを決めるのはいつも自分なのです。これまでとまったく違う自分がいてもいい、「これまでの自分」に拘泥することなく、次に進む許可を自分に出し、これまでの残像を含め、古いエナジーを断ち切っていくことも必要でしょう。
③ 善い悪いで判断しすぎなマインドをゆるめる
無条件の愛とは、無のエナジー。つまりすべてを包括しニュートラルで調和した状態です。誰もがこの状態になることができ、そしてそのとき自己治癒力が最大限発揮されるのです。何かを「悪」や「敵」とみなしているときは、自分を「正」とみなすためにそれらを必要としているという世界が創られるので、その敵視しているものを引きつけやすくなります。「これはいいもの」「これはわるいもの」と判断しすぎている自分に気づいたら、すべての存在をありのまま許し、自分はどんなときも中和していけるというイメージを持つようにするといいでしょう。それが特定のウイルスやガン細胞であってもです。
III. 「無影響」へのエナジーシフト
エナジーフィールドを完全に完璧にするには、傷を癒し蓄積した感情を解放するためのヒーリングが何度か必要なこともありますが、一度だけでも、大きなエナジーシフトを感じられる方が多いです。
不安感や怒りなど、強い感情に駆られることがなくなった
苦手意識を抱いていた状況においてパニックに陥らなくなった
力を抜いてリラックスできるようになった
他者とベストな距離感を保てるようになった
気力・体力ともに回復が早くなり、健康になった
デトックスしやすく循環がよくなった
豊かさがめぐってきやすくなった
このように、本来の自分のエナジーがうまく働いている状態とはこういうことなのかと知っていきます。
そして、着実に無影響へとエナジーシフトしていくために意識しておきたいポイントがあります。
1.選択の主導権はいつも自分にある
人生において、特定の何かから影響を受けやすい時期はあります。でも、それはずっと続くものではありません。私自身、「超」がつくほどのエンパスと言われ、ありとあらゆる周りのエナジーを拾いすぎていた時期がありました。人の本音や思念、幽霊や妖怪、霊道、ポータルなど、五感や全身で察知し過ぎていたときは、気が休まることなく疲弊する毎日でした。それは「外側に影響される」という信念と怖れがあったことと、自分の内側に溜まっていた古い傷や感情を解放できていなかったことが原因でした。
それらをヒーリングしてからは、日々が一変しました。エナジーを拾ったり見たりすることは、今でも自分が「そうしよう」とすればできます。それまでは自分が見たくないものまで「見せられている」ような気がして「自分に選択肢はない」と諦め感を抱いていたところがありました。でも、今は自分で「選択している」ということがわかっています。主導権は自分の外側にではなく、いつも内側にある。「影響を受けるかどうかは自分で決めている」、そして、影響を実際に受けたときは、自分で責任を取る意識へと変わりました。
「ネガティブ」な影響だけを避け、「ポジティブ」な影響だけを受け取りたい、と誰もが思うでしょう。しかし、どのエナジーも色々な側面を持ち合わせているため、これが「ネガティブ」で「ポジティブ」とはっきりと切り分けられるものではなく、区別することにはあまり意味がありません。禍福という言葉がありますが、災いか福か決めるのは自分の見方次第。誰かが自分の幸せを願ってくれたとして、それが自分にとって祝福にもなれば呪いにもなる。食べものに対しても「これはいい」「これはわるい」と汚名を着せたり必要以上に神経質になったりするのではなく、感謝の心でいただくことで、食べものから受け取るエナジーは確実に変わります。自分がどのようなエナジーを受け取りたいか、いつもそこを意図しておきましょう。
「私はいつも自分にとって完璧なエナジーを受け取っています」
心からそう思えているとき、自分の内側に、そして外側にも、穏やかな信頼感が広がっていくのを感じることができるでしょう。それがいわゆるネガティブなものですら中和させていく力を持つ高波動のエナジーとなるのです。
もちろん、そのときどきで合う合わない、好き嫌い、は誰にでもあります。それを世間一般のカテゴリーに当てはめて考えるのではなく、自分の感覚で見極めていくことも大切です。たとえば「オーガニック」イコール波動がいい、とは限りません。思考に頼らず、自分がいま欲しているかどうか、シンプルにそれだけで、自分にとって本当に必要なものを選んでいくことができるのです。
2.解決すべきものは内側にある
今は合わないから避ける、嫌いだから関わらない、それはある意味、自ら選択していることなのでOKなのですが、その理由がもし、自分がそれから影響を受けることへの怖れである場合、怖れが増幅する前に、その怖れから自分を解放しておいたほうがよいでしょう。
怖れは、自分の持っている能力を過小評価し、自分の価値を自ら貶めるような習慣を作ってしまいます。「影響を受けるだけの自分」として見ているとき、そこには被害者意識が伴います。それは「不幸はいつも外側からやってくる」と信じていることにほかなりません。でも本当は、すべて内側次第なのです。
外側のエナジーが自分に影響をもたらすとき、その外側のエナジーと自分の内側のエナジーが共鳴していることがほとんどです。内側に何も共鳴するものがなければ、外側のエナジーは素通りしていきます。何かにひどく影響を受けやすいときは、自分の内側に働きかけが必要であるというサインであることが多いでしょう。
影響を受けたっていい。ただ、影響を受けることをやみくもに怖れるのではなく、そのとき自分が感じることを大切にして、それをどう変えたいか見てあげましょう。たとえば、感染症や病気にかかるときは、過去を癒す機会ともいわれています。無理に早く回復して働こうとするのではなく、じっと身体を休ませながら、そのとき浮かび上がってきた遠い昔の記憶を辿り、次元を超えた過去の癒しの機会にしましょう。あなたが持つエナジーフィールドには、今世だけではなく、あなたの魂がこれまで体験してきたすべてが記録されています。魂の記録は、本当は誰もが思い出すことができるもの。すべての時間軸、次元にわたって自分を癒し、古い価値観から自分を解放していくことができるのです。
3.光を自ら放射していく
無条件の愛が、すべてを中和させる。
まさにそれを教えてくれたのが、庭に咲いた秋明菊でした。この花をフラワーエッセンスにすると、そこにはすべてを優しさや気高さで包み込んで浄化し、癒してくれるエナジーがあったのです。敵などいない、戦う必要などないと教えてくれる、懐の深い愛であり、ワンネス。
(秋明菊のフラワーエッセンスは秋頃再販予定です)
私たちも、きっとそんなふうに愛やワンネスを発揮できる。魂として見ると、どんな人も「影響を受けるだけの脆弱な自分」ではありません。闇にのまれるのではなく、自らがそれをもしのぐ光を放っていくことはできます。
ランタンの明かりのように、内から外へと放射する強さを私たちは持っています。自分を弱いと決め込み、それを「逃げ」に使ったり「言い訳」にすることなく、強さを発揮しようと心から決めたとき、光の強さが増していく。私はそう信じています。
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