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生きながらにして生まれ変わる

エナジーヒーリングは、生きながらにして生まれ変わることを可能にする。今回は、それを実感することになった私のパーソナルなお話をシェアしたいと思います。魂の進化のためのイニシエーションとして訪れた死の扉の体験。本当の自分を生きようと心に決めて目覚めのプロセスを進む方々にとって、ヒントとなれば嬉しいです。

 

目次


I. 死の扉の宣告と自分の意思

余命宣告と天国の門

死の扉と聖なるタイミング

自由意思と死の扉

II. 死の扉と向き合い、出した選択

コンフォートゾーンを出るか出ないか

真の自分を解放するために終える学び

死の扉を開かないという選択で起きたこと


III. 終わりに

悟りを開くということ

生きながらにして生まれ変わる

 

I. 死の扉の宣告と自分の意思


余命宣告と天国の門


それは、2021年後半のことでした。


「…あと2年だから…」


夜遅く、ふと声が聞こえたのです。私に残された時間を指していることは直観的にわかりました。唐突すぎて驚きましたが、とりあえず脇に置いておくことに。出身星に早く還りたいといつも心のどこかで願っていた私は、それもありだと思ったのです。


死が迫っていることを再び自覚したのは、2022年5月のこと。

穏やかに落ち着いた口調で尋ねてきたのは、私の高次の自己、ハイアーセルフでした。

それから数日後、夢の中で天国の門を訪問しました。その世界は平和で穏やかで、私はうららかな春のような陽気の中を、緑が生い茂る丘を下り、庵にたどり着きました。そこには尼僧のような方がいらして温かく出迎えてくれたのです。そこには安心感しかなく、死を恐れる必要はやはりないのだと感じたことを覚えています。


死の扉と聖なるタイミング


応用シータヒーリング』の著者ヴァイアナ・スタイバル氏によると、私たちは生きている間に数百もの死の扉が与えられるといいます。

死の扉は魂の進化のための通過儀礼、いわゆるイニシエーションのひとつの形。ここまで順調に進歩していて、自分の進化における次のステップへと進むチャンスを与えられているということ。直観力が拓けてくると、イニシエーションを経験することを告げられることもあるそうですが、ほとんどの場合、人はそれを気づかずに過ごすそうです。扉は人それぞれの人生の節目に予定されており、聖なるタイミングと呼ばれています。


死の扉を開けるか開けないかは、自分に選択権があることが多いようです。他の誰にも、それを閉じてあげることはできません。一方で、ほかに選択肢がなく、扉を開くしかないということも。この場合は、あちらの世界から還ってくるように呼ばれているときなんだそうです。


自由意思と死の扉


「自分に選択権がある」といっても、選択権はまずハイアーセルフに与えられ、そこから魂に与えられるそうです。


今回、ハイアーセルフが私にどうしたいか尋ねてきたので、自由意思の法則により、私が返した答えが優先されると思っていました。ところが、「まだここにいてもいい」と言ったはずなのに、死の扉は消えるどころか、迫ってきていました。あと2年、が1年と数ヶ月に短縮されていたのです。


生死にこだわりがなかったとは言え、自分の「本当の意思」が自分で認識している意思と異なるというところに混乱しました。どういう選択をするのか自分でもわからないのです。そこで、自分が潜在意識のなかに隠している本心があることに気づき始めました。

なぜこれほど迫ってきているのかハイアーセルフに尋ねてみると、私に生きる意思を感じられないと言われました。確かに、ただ淡々と日々を生きていて、これといって欲求もなく、誰かにとって自分である必要がないという気持ちでいました。そしてもう、自分が伝えたいことは世界にすべて伝えたとさえ思っていました。


そうはいっても、この世を去るという実感がかすかに湧いてきたとき、「今回も地球での人生を楽しめなかった」という気持ちが否めませんでした。自分が思い出したあらゆる過去世の感覚からしても、自分や世界に対して「まぁ、こんな感じか」という諦め感があり、これからの人生を、明日を、楽しもうという気持ちはありませんでした。


そう思わせるのは何なのだろう。


やがて、それと向き合わせるような課題が次々と浮上してきました。



II. 死の扉と向き合い、出した選択


コンフォートゾーンを出るか出ないか


死の扉から半年前の2022年7月、私が行うヒーリングとは、ひとりを癒しているようで全体を癒すことなのだよと、突然ハイアーセルフから告げられました。

このとき号泣するほど動揺したのは、私が避けようとしてきたことの核心を突かれたからです。私は、世間から隠れてひっそりと生きていたい、そして、ご縁のあるわずかな人にヒーリングができればいいと思ってきました。大それたことをしたくはないし、小さくまとまっておくことで、自分のコンフォートゾーンを出ずに済む方法だけを選択していました。


それは、本当の自分を知ることや本当の自分を生きることが怖くて、自分の可能性や世界を広げることを避けているに過ぎなかったのです。自分が持っているすべてを開花させるには安全圏を出なければならない。


思えばこの出来事は、自分のここにいる目的が変わりつつあって、新たな目的を受け入れる準備が私のなかでできているかどうか、そしてその目的を前にして自分はどうしたいのかを確認されたのだと思います。隠れて生きていたり、本当の自分を発揮することを恐れて逃げているままでは、新たな目的に向かうことはできないからです。


そして、この世にとどまっても、離れてどこか別の惑星のアセンション(次元上昇)を手伝うことになっても、全体のために在り続けるということは変わらないんだよということを示されたような気がします。

真の自分を解放するために終える学び


自分にとってのコンフォートゾーンに留まることが悪いわけではありません。以前の私にとっては、本来の自分を取り戻すために、そして自分のエナジーの純度を上げるために、それが必要なことでした。でも、すべては変化していく。コンフォートゾーンを出られる準備が整っているのに、自分が恐れや自己卑下からそれを引き留めているとしたら、自分のエゴが変化に抵抗しているに過ぎないのです。


自分の可能性を自ら制限し、自分自身を抑え込んだままでいいというのなら、自分で自分に見切りをつけているので、死の扉を自ら開けていたでしょう。それが魂の意思ではなくエゴでしかないことに気づいたあと、真の自分を解放することを阻む様々な価値観や思考パターンを置き換える作業を始めました。

といっても、死の扉を避けるために自分が抱いていた価値観をリセットしたというよりは、そのときそのとき身体に現れた症状を引き起こしていた原因を探っていきました。私の場合は、自己価値と自己信頼感にまつわる思い込みが根強かったです。


たとえば、「自分は虐げられなければならない」という思いがベースとしてあり、自分を下げて見ることで、「どうせ何をやってもうまくいかない」「どうせ誰にも理解されない」という惨めな気持ちを抱き、そうして生き続ける自分の未来への恐怖心がありました。


また、自分には無条件に価値があるという感覚を知らずに生きてきて、「○○しなければ自分は無価値である」という思い込みも多くありました。そしていつも自己疑念が渦巻き、いまの自分や、自分がやっていることがすべて本当に大丈夫なのかどうかを確認し続けるところもありました。


これらの思い込みはすべて、いままでの私には役に立っていたのです。たとえば、自分を常に下に置くことで、どんな人の気持ちも、植物の気持ちでさえも分かることができる、他者を助けることができる、常に誠実であろうとする、など。


でも、自分を犠牲にしなくてもそういったことはできることがわかったので、手放す選択をしました。ずっと惨めな思いをしながら生きてきたことに気づき、それを認めるのは心が痛みましたが、認めることができて初めて、その学びを終えることができました。



死の扉を開かないという選択で起きたこと


死の扉は、何となくいつもそこにあるという認識でしかなかったので、ふと、それがなくなった感じがしたのは、2022年11月から12月にかけてでした。といっても、未来というものは自分のいまのエナジーが包括するもの。自分の課題を癒すことに決めた瞬間、すでに変わりつつあったのだと思います。


死の扉を開かないという選択をいつしたのか定かではありませんが、開かなかったんだなと実感させるような出来事があとからやってきました。

死の扉が消えた


死の扉が消えたことを実感したのは、2022年の年末。先祖のお墓参りへ行き、お墓の前で手を合わせたときのことです。祖父が出てきて、この世にとどまることになった私を祝福してくれました。私自身にはそれについて悦ぶという感情はなかったのですが、祝福してくれているということは、この選択がもたらす可能性を信じていいのだと初めて思えたのです。


新しいスピリットガイドの登場や守護天使の交代

私のエナジーフィールドが、光の剣で真っ二つにぶった切られ、中から小さな男の子が現れる光景を目にしました。新しいガイドの登場です。守護天使の交代も、今月に入って告げられました。こちらについては、『ソニアのききみみ』ブログの『守護天使のバトンタッチ』をお読みいただければと思います。


二元性の統合


自分のエナジーフィールドを見ていたとき、内側で男性性と女性性が統合し、中性の子どもが登場するのが見えました。陰と陽、右脳と左脳、どちらかに偏ることなく、中庸を保ちやすくなるとともに、何かを新たに創造することができていくのかもしれません。

エナジーシフトの完了


潜在意識の書き換え後に身体に不調が出るスピリチュアルデトックスが、新年明けてからも続き、エナジーシフトが完了したのは1月14日。12:12という時刻を目にしたとき、その数字がもたらすエナジーに感極まり、涙があふれました。


自分のコンフォートゾーンを出て、新しい人生を始めるサインであるとともに、エナジーフィールドのアップデートが一段落し、マカバを自分の内側に感じられたのです。


多次元的に在り始める


マカバ(Merkabah)とは、神の光の乗り物。精神体、もしくは精神体と肉体を、ひとつの次元から別の次元へと移動させると言われています。


今後は、別の次元へと意識を持っていくときに、自分の完全性を保ったまま、つまり、自分の身体を出たり入ったりせずに、体にとどまりながら多次元に在ることができるのかもしれません。

上向きのピラミッドと下向きのピラミッドで構成されるこのマカバの形は、二重正四面体、ダブルテトラヒドロン、スターテトラヒドロンと呼ばれています。上向きのピラミッドは時計回りで宇宙と、下向きのピラミッドは反時計回りで地球とつながり続けることを可能とするようです。


確かに、地球の中心と創造の源の両方と常につながっているという感じがあり、安定感が増したように思います。


魂の計画と目的が変わる


これまでの私の魂の目的は自己探求。私を見守ってくれていた守護天使も、私が好きなことをすることを応援する役目を担った存在でした。それが、人を導くことをサポートする守護天使に交代したことで、私の生きる目的も変化したように感じます。


マカバの登場により、魂のブループリントにはなかった新たな役目が加えられることもあるといいます。だからと言って私に使命感があるわけではありませんが、ここまで自己探求し尽くしたことですし、これからは内側というより外側に働きかけていくことに、自然とフォーカスしていくのかもしれません。


こんなふうに整理して書いていますが、この一連のプロセスが終わりに近づいて初めて理解したことが多いです。


そして、新たなスタートラインに立ち、より高い意識レベルで生きることが可能となっても、それを活かしていくのはこれから。未知の領域はどんな感じがするのか見当もつきません。


この世にとどまることを悦ぶというよりは、これから自分がどうやって生きていったらいいのかわからず戸惑っているほうがこの1月は大きいです。終わるはずだったものが終わらない、自分はここでまだ生きていいのだということを実感するのに少し時間がかかっているような感じ。