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神意識への扉を開くアルタ・メジャー・チャクラ②

  • 執筆者の写真: Sonia
    Sonia
  • 8月5日
  • 読了時間: 10分

更新日:8月23日

前回の記事では、アルタ・メジャー・チャクラが神意識へのポータルであることをご紹介しました。今回は、神意識への扉を開く鍵となる4つのエナジーシフトについて、私の実体験を交えながら深く掘り下げていきます。これらのシフトは、五次元へと向かう地球の次元上昇と共鳴し、私たちを真の創造と無限の豊かさへと導きます。


紫がかった静謐な空間に、一条の黄金の光が垂直に立ち昇る。その光は、まるで神意識への扉が開き、そこから神聖なエネルギーが溢れ出しているかのようだ。微細な光の粒子が軌跡を描き、さらなる高みへと誘う。

本記事は、全四部構成でお届けするシリーズの第二回目となります。


アルタ・メジャー・チャクラと光

光と共に生きる意志に呼応し開く扉

創造の基点となる神の口




II. 神意識への扉を開く鍵


神の門をくぐるためのエナジーシフト


アルタ・メジャー・チャクラは、開花しただけでは、まだその真価を秘めています。しかし、肉体的・霊的な準備が整ったとき、本格的な覚醒への序章となる兆候が現れます。


私にとって、それは神の門の前へと導かれた瞬間でした。


その先には、無条件の愛と創造のエナジーが満ち満ちる神聖な領域。重厚な石の門に近づき触れようとした瞬間、これまでにないほど高い波動のゴールドのエナジーが、一瞬にして自分の内側へ流れ込んできたのです。


中心から溢れ出す一条の光。光の先の空間を満たす至高の神なるエナジーが、こちらへと流れ込んでくるかのようです。

それは私の内なるすべてを圧倒し、まるで魂を揺さぶる強力な電流に触れたかのようでした。私はその瞬間、この神聖な門をくぐるためには、古いエナジーを完全に手放し、次の段階へと大きく意識をシフトさせる必要があるのだと悟りました。


そのエナジーシフトとは、次の4つです。



これらはおそらく、アルタ・メジャー・チャクラが活性化するタイミングで初めて起きるものではなく、開花して以来ずっと、無意識のうちに促されてきたこと。


本格的な活性化の前に、それを阻んできた残存するエネルギーを浄化し、より高次のアセンションへと向かうための総仕上げと言えるかもしれません。


ひとつずつ具体的に見ていきましょう。


1.    思考を介さず、内なる目ですべてを捉え、知り、理解する


アルタ・メジャー・チャクラが活性化すると、高次の領域からのエナジーが増大し、自我(エゴ)に頼ることが自然と少なくなります。それは、これまで培ってきた知識や外部の情報、あるいは自我の欲望に任せて物事を思考・判断するのではなく、自分の内なる感覚を全面的に信頼して生きていくことを意味します。


思考を介さずに、すべてを感覚的に捉え、知り、理解する。あらゆる制限や制約を超えて多次元的に生きていく私たちにとって、この内なる感覚を信じることの重要性はますます高まっています。


天からの光を一身に浴び、インスピレーションと直感を通して神の啓示を受け取っている女性。内なる感覚が研ぎ澄まされ、新たな真理が降り注ぐ瞬間。

この世界における知識や知見は、私たちの人生に役立ってきたことは確かです。しかし、それらは物事を限られた視点からしか見られないという制約も生みがちです。私たちが正しいと判断する基準は、科学的に証明されたり、多くの人に受け入れられたりするものに偏りがちです。「こうすればうまくいく」という安心感や、損得、善悪といった二元論的な思考に基づく判断は、無限の豊かさの可能性を、自ら設定した条件や制限の中に閉じ込めてしまいます。


私たちは、内なる光の導きを受け取っていながら、思考に頼る生き方に慣れすぎているために、その機会を手放しがちです。光をすべて受け取るということは、あらゆる可能性に対して心を開くこと。たとえ科学的に未解明であったり、多数派の意見と異なったりしても、それが最善の解決策として内なる光に示唆されたなら、それを信じて行動に移す勇気が求められます。そうすることで、期待をはるかに上回る豊かさがもたらされるでしょう。


私たちは今、三次元・四次元から五次元以上へと自由に移行する、多次元的な存在へと進化しています。そこは、地球の常識や法則、方程式を超えた次元であり、物事がスピーディに展開します。思考に頼っていては、その流れの中で最良な判断をテンポ良く行っていくことはできないのです。




2.    過去から自分を解放し、真の純粋性を取り戻す


アルタ・メジャー・チャクラが滞ると、高次からもたらされる光に沿って行動できなくなります。このチャクラの機能を正常に戻すには、過去に遡り、それを阻む信条や価値観から自分を解放する必要があります。ここでいう過去とは、過去世を含む、これまでのすべての経験を指します。


アルタ・メジャー・チャクラは、四次元のアカシックレコードへの扉であるとも言われています。このアカシックレコードは、魂の過去、現在、未来のすべての経験を記録した情報の図書館です。アルタ・メジャー・チャクラが開き始めると、ふとした瞬間に自身の過去世や歴史的な場面が心に浮かぶようになります。


煌めく宇宙の光線の中に浮かぶ、魂の過去、現在、未来の情景。古代の文字やシンボルが宙を舞い、アカシックレコードの図書館へと誘うかのように、すべての記憶が光の糸で紡がれている。

それは、守護的存在が過去への洞察をもたらしてくれているからです。何から自分を解放し、何と統合すべきか、そのヒントを得られるようになります。自分のアイデアやインスピレーションの具現化を阻む思考の癖や、集合意識と共有している不本意な価値観をどう変えれば創造力を発揮できるのか。そういった洞察を得られるかどうかが、アルタ・メジャー・チャクラの開き度合いに大きく関わっているのです。


つまり、チャクラを活性化するには、ここからもたらされる洞察に心を澄ませ、ひとつずつ制限や制約を外していくという、応えるような作業が必要となります。


この過去からの解放作業は、永遠に続くように感じられるかもしれません。しかし、一つずつ取り組むことで、この世界に合わせて濁らせていたように感じていた、真の純粋性を確実に取り戻すことができます。


世界の見方をリセットし、本来の自分、つまり自由で、軽やかで、広大な自己へと回帰していく。それは、無条件の愛と共にある感覚を呼び覚ましていくことでもあります。



3.    観察する者から創造する者へ


私たちは、光をただ受け取るだけではなく、具現化していくことが促されます。なぜなら、神をこの世界に顕現させるのは、他でもない私たち自身だからです。


人類と神、それがまるで別次元にあるかのように、人々は神を崇め、讃え、加護や救済を求めてきました。それは、神が創造する者であり、人はその恩恵に預かる者という構図があったから。私たちは、全知全能である神を前にして限界がある人間であり、神が起こす奇跡を目撃する側であり、傍観者で、観察者。


しかし、アルタ・メジャー・チャクラが活性化すると、このような三次元的・四次元的な構図を超えて、多次元的に生きることが本格化していきます。つまり、無限の叡智を結集して「いま、ここ」を生きるとき、誰もが全知全能であり、毎瞬を創造している創造主であるという真実に目覚めることです。そして、その自覚を保ちながら生きることが促されます。


深淵な宇宙を切り裂く、神聖な光の奔流。黄金の粒子がきらめき、天上のエネルギーが一点から放射状に広がる。それは、創造の源、または高次元への入り口を暗示するかのようだ。

私自身、このエナジーシフトが促されたとき、幾度もの転生と過去世、そして今世において、ずっと観察と探求を続けてきたのだという感覚が湧き上がってきました。「人生とは何か」「自分とは何か」と問い続け、答えを探し求めてきた旅は、もう終わり。ここからは、自ら創造を始めていくのだという、力強い確信が私の中に入ってきたのです。




4.    すべてを超越していく


アルタ・メジャー・チャクラが活性化して数週間、その働きを妨げていた信条や価値観を削ぎ落としていった私に、やがて、ひとつのメッセージが降りてくるようになりました。


「すべてを超越せよ」

それは、自我の枠、自分という限界を超え、物事に対する捉え方を根本からリセットすること。人間としての目線だけで世界を見つめることをやめる、という壮大なメッセージでした。


両手を広げ、光を放ちながら上昇していく神聖な存在のイメージ。すべてのエゴや恐れから解放され、自己を超越した魂が、根源の光とひとつになる瞬間を象徴しています。

ちょうどその頃、私は庭で、鳩の雛が猫に襲われるという場面に遭遇しました。自然の摂理とはいえ、その動揺がなかなか収まらない私の中に、これまでの人生や過去世で「この世界は残酷だ」と感じた数々の場面が蘇ってきました。


そんな私に「この世界で目にすることがすべてではない」という言葉と共に、地球を去った魂は消えるのではなく、次へと進むのだという感覚的な理解が流れ込んできました。たとえ目を背けたくなる場面であっても、それは単なる体験であり、誰もがそれぞれの人生を生きている。すべては完璧な流れの中にあり、あらゆる存在は、ただ在りたいように在る、意識の戯れ。それぞれが自らの神性に気づくための旅なのです。


悲劇や残酷さ、罪や罰といった物語を作り出すのは、憎しみがないところにそれを生み出すようなもの。出来事の何が悪いかを追求するのではなく、すべてのエナジーの戯れの中に愛を見出しなさいと、諭されたのです。理解できないことがあっても、すべてを解き明かそうとしなくてもいい、ただ「そうある」と捉えるだけでいい。理解しがたいものさえも、超越する力を発揮すればいいのだと。


それは、人智を超えた叡智を信頼し、すべてを委ねるということに他なりません。人間の心をはるかに超越し、宇宙全体に遍在する普遍的なマインド(universal mind)を拠り所にすることなのだと、私は深く理解したのです。



意識の翼を広げ、五次元へ


アルタ・メジャー・チャクラが活性化するとき、私たちはすでに五次元の意識で生き始めています。しかし、三次元・四次元の集合意識や過去のエナジーに囚われていては、五次元やそれ以上の次元へ自由に行き来することが難しくなります。


四次元は感情がベースの世界です。この下層では、個人的な体験の有無に関わらず、達成できなかった課題や痛みを伴う記憶による感情の残骸が渦巻いています。それらを自分のものとして引き受けている間、私たちはパワーゲームに興じたり、役割を演じたり、共依存の関係に陥りがちです。あるいは、「罪深い」人類の一員として、その「罪」を背負い、償うかのように生きている人もいるでしょう。これらの低次の集合意識と一体化している限り、魂の成長や霊的な進化は停滞してしまいます。


様々な出来事に対して必要以上に感情的になったり、善悪で捉えたりするのは、「人間らしく」振る舞うべきだという思い込みからです。欲しくもないものを欲しがったり、怖れていないのに怖れがあるように感じたり。私たちは「人間としての通常の反応」に慣れすぎて、本来の自分ではないエナジーを無意識に背負っています。それに気づき、手放すことで、五次元以上へと、もっと自由に軽やかに行き来できるようになります。これは、多次元現実へと移行している地球全体で今、促されていることなのです。


宇宙と星々の光をまとい、静かに瞑想する女性の横顔。五次元の意識にアクセスすることで、個人のマインドが宇宙全体の意識と繋がり、統合されていく様子を表現しています。

現在、四次元の中層・高層で振動している地球は、さらなる次元上昇を続けています。これに伴い、私たちもまた、怖れや愛着、嫌悪感をベースにした生き方から、真の喜び、無条件の愛、そして創造をベースにした生き方へとシフトするよう促されています。


あれこれ悩まされることの多い四次元と違い、五次元は軽やかで自由です。五次元へのアクセスを増やすほど、私たちの潜在的な創造力や自己表現力は呼び覚まされ、神聖な秩序、神聖な計画、そして魂のブループリントに沿った生き方が加速化していくのです。


思考に頼る生き方を手放し、内なる声に耳を澄ますこと。過去世や集合意識から自分を解放し、本来の純粋な自分を取り戻すこと。傍観者ではなく、自らが創造主となること。そして、人間としての視点を超越し、宇宙の叡智に身を委ねること。


これらのシフトは、五次元へと向かう地球の次元上昇と共鳴し、私たちを真の創造と無限の豊かさへと導いてくれるのです。




 
 
 

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