超感覚的知覚(ESP)の8つのクレア感覚のうちのひとつ、「嗅ぐ」クレアアリエンスをご紹介します。何でも匂いを嗅いでしまう人は、匂いでエナジーを嗅ぎ分けているかもしれません。自分が得意とする感覚を知り、意識的に使っていくことで、能力として開花・発達させていくことができます。それにより、本来の自分ともっとつながり、自分を信頼していくことも、自分自身を癒すベストな方法を見つけていくこともできるかもしれません。
目次
8つのクレア感覚
肉体(物質的存在)としての自分が使うのが五感、スピリット(霊的存在)としての自分が使うのが霊的感覚(霊感)、超感覚的知覚(ESP)です。超感覚的知覚(ESP)には、五感とつながっている8つのクレア感覚があり、この世を生きている誰もが持っていて使っています。
「見る」クレアボヤンス
「聴く」クレアオーディエンス
「触れる」クレアタンジェンシー
「味わう」クレアグスタンス
「嗅ぐ」クレアアリエンス
「(感情的に)感じる」クレアエンパシー
「(身体的に)感じる」クレアセンシェンス
「知る」クレアコグニザンス
この感覚を呼び醒まし発達させていくと、本来の自分ともっとつながり、自分に必要なエナジーを持つ人、物、場所、行動、タイミングなどを自分で見極めていくことができるようになります。
(サイキック能力として開花させるステップについては、ブログ記事『超感覚的知覚(ESP)で自分とつながる』をお読みください。)
この記事のシリーズでは、8つのクレア感覚について
①知覚するもの
②感覚を発達させる方法
③感覚に敏感な人に向いている癒しかた
を、それぞれリストしています。
今、当てはまらないと感じても、意識を向けてみると意外と感じていた!という発見が後からあるかもしれません。読むだけで呼び醒まされる感覚もありますので、超感覚に意識を向けていくための一助としてご活用いただけると嬉しいです。
「嗅ぐ」クレアアリエンス
クレアアリエンス(Clairalience)は、三次元ではかぎ分けることのできない匂いをかぎ分け情報を受け取る能力。霊的嗅覚ともいいます。
クレアアリエンスを使うと・・・
目には見えない霊的な領域にあるものや遠くにあるものの匂いがわかる
場所や出来事を匂いで記憶している
亡くなった人や誰かを想わせる香りが漂ってくる
近くに花はないのに、花の香りがする瞬間がある(高次の存在が近くにいるサイン)
匂いで自分や相手の心の状態やエナジーの状態(過去・現在・未来)を判断する
匂いで警戒すべき相手、安心できる相手を嗅ぎわける
匂いで何かがおかしいこと、異界の存在が近くにいることに気づく
匂いで周波数の変化、天候の変化を察知する
犬がガンなどの病気の匂いを嗅ぎ分けることは知られているとおり、エナジーの周波数によって匂いは異なります。私の犬は、日常の空間に異質のエナジーを感覚的に察知すると、匂いを嗅いで確認しハウスに逃げ込むことがあります。大抵、霊界など異界からの周波数の低いエナジーがその正体なので、不快な匂いがするのでしょう。外を歩いていても、何となく嫌な匂いがするほうの道は選ばないほうがよかったりします。
香りと同時に味がする、といったように、「味わう」クレアグスタンスとセットで「嗅ぐ」クレアアリエンスを使っている人は多いでしょう。
クレアアリエンスを発達させる方法
強い匂いや人工的な香りを日常的に避ける
匂いに敏感な人は、強い香りが苦手なことが多いでしょう。洗剤やシャンプーなどを、一度無香料のものにしてみると、今まで嗅ぎ分けることのできなかった匂いが嗅ぎ分けられるようになるかもしれません。
目を閉じてイメージしたものの香りを想像する
クレアボヤンス(透視能力)がある人は、嗅覚が通常よりも発達している、逆に、嗅覚が発達している人はクレアボヤンスがあると言われています。イメージしたものから香りが漂ってくる感じがする、香りをイメージしようとするとイメージが湧いてくるというように、クレアボヤンスもクレアアリエンスも同時に発達させることができるでしょう。
森の中で匂いを嗅ぐ
特に、雨の後は有機物の匂いが増します。雨上がりの匂いが好きな人は、あらゆる有機物の匂いを嗅ぎとっているのかもしれません。
あらゆるものの匂いを嗅いで、データバンクを増やす
クレアアリエンスの能力がある人は、何でも匂いで確認する傾向があるかもしれません。人から言われて気がついたのですが、私は料理をするとき、食材や調味料など、すべての匂いをかぎながら料理に入れるかどうか決めているようです。そのもの自体の匂いをかいでエナジーの確認をしつつ、自分に今必要かどうかの判断もしているのかもしれません。
クレアアリエンスを使う人に向いている癒しかた
ハーブティーは薄めに煎れたほうが、スピリチュアリティ(霊性)を高めるといわれています。オススメは、採れたてのハーブを新鮮な水とともにポットに入れて直射日光の当たるところに半日置く方法ですが、フレッシュハーブと熱湯で煎れても、ドライハーブより柔らかい香りを楽しむことができます。
香りの記憶は魂に刻まれている
何かの香りを嗅いだとき、ふと過去の記憶がよみがえる人もいるでしょう。それには、すべての「過去」、つまり「過去世」も含まれます。
思い出せないけれど、どこかで嗅いだことのある、異国の地を思わせる香り、危険を知らせる香り、エキゾチックなスパイスの香り、安心感をもたらしてくれる懐かしい香り。
海や土や花や森の匂いが、多くの人にとって心に沁み入るように感じられるのは、幾度となく転生を繰り返してきた魂にとって、親しみのあるものだからなのかもしれません。
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